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建築士北村さんとタッグを組んで木組みで土壁スロープのある家づくり

引っ越し完了
土間壁塗り、大テーブルづくり、まだまだ家づくりは終わらない

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設計士北村さんの設計事務所自然道建築研究所


いよいよ引っ越しの日も近づく。
引っ越しはするのだが、完成した訳ではない。

まず、土間と北側駐車場のコンクリ打ち
松田さんの仕事のやりくりの中で7月末ぐらいになりそうだとの話を聞いている。

家族室(リビング)の大テーブルもまだ仕上がっていないと言うか、
まだ全くの手つかず状態。
と言うのも、会社の同僚A君も北村さんにお願いして、ケヤキの一枚板を購入しており、
その板が私の板に乗っかったまま。

この2枚の板とも、一枚あたり推定重量100kg超。

はっきり言って二人では持ちたく無い。
寝ている柔道家・井上康生氏を二人で運ぶようなもんだ。
どちらかと言うと運ばれたいぐらいだ。

そのA君の板の運び出しが引っ越しと同日の28日の予定。
人手があるうちに運んでしまう算段だ。

そうしてやっと私の板の加工が始められる。
まだまだ先は長い。
完成するまでは、今アパートで使っている“ちゃぶ台”を使用予定。

広ーい家族室に小さい“ちゃぶ台”
こぢんまりとみんなでお食事。
何ともアンバランスな感じだろう。

3つめは、玄関前の目隠し(フェンス)だ。
今の状態では玄関が丸見え。
コンクリの壁の上に高さ1メートル弱のフェンスがあった方が良いような気がする。

コンクリ面(横面)には木を打ちつけて行こうと言う話に北村さんとなっている。
問題はフェンスだろう。
幅10センチのコンクリ上面にある程度強度を持たせなければならない。
低ければ低いで、子供たちは上にのっちゃう可能性があるし、
ある程度高くすると、手摺り的な機能も必要になるだろう。

ここで一つ妙案(ムボー計画)を思いつく。

竹小舞フェンス計画なんてのはどうだ!

幸い竹が40本ぐらい余っている。
木で枠さえ出来れば竹はどうにでも編めるだろう。

でもどうやって木の枠を作るのだ?。
コンクリ上面に木の土台を敷いて、柱を建てて竹小舞を編む??
コンクリと土台はどうやってくっつけるのだ。アンカーボルトなんて出ていないし。

結構厄介そうだなぁ。
でも、夏に地面から朝顔でも這わせて、竹小舞緑化計画なんてのも風流だと思うけどなぁ。

クローゼットまで塗りおえて奥さんの壁塗りも一段落。
もう引っ越しまでは塗らないらしい。

一応内部壁は中塗り仕上げ。
2、3年後にでも元気があれば漆喰などの仕上げを行うかもしれない。

中塗り仕上げを終えてみて、思いっきり表面が割れている壁もあれば全く割れていない壁もある。

割れ甚だしい壁
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割れてない壁
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これもただ単に塗った結果の割れではないのだ、
試行錯誤を重ね、ベストを尽くしてそれでも割れる、何とも難しい。

最初は中塗り土の質が違うんだと思っていた。
基本、土と砂の配合は砂が多ければ多いほど割れが出にくいと言われている。
(それじゃあ、全部砂を塗ってしまえと思うが砂だけでは壁にくっつかない)

合計4回中塗り土を取りに行っていた。
喬木村1回
長野市のおっちゃん仕様1回
長野市のおばちゃん仕様2回

ぶっちゃけて言うと喬木村のやつは、塗り手には不評であった。
良く割れるのである、砂の質もイマイチのだったようだ。
乾燥すると赤茶色っぽくなって、あまり良い色ではない。

砂との配合は、上手くしたもんで
喬木村<おっちゃん仕様<おばちゃん仕様の順で砂の割合が多く入っていたようで、
私たちの中では、喬木村を中塗り1回目(下塗り)におばちゃん仕様を仕上げにと言う、
暗黙の了解が出来ていた。

暫くはそれで上手くいっていたのだが、おばちゃん仕様でもどうしても割れが
出てくる壁が何カ所かある。

次に原因として考えついたのは、塗り方
厚く塗ると割れやすく薄いと割れにくい、モノの道理だ。
ついでに言うと、塗るときに上から圧をかけて押さえ込んだ方が、
割れにくくなるような気もする。

この作戦で塗った(正確には奥さんがほとんど塗ったのでアドバイスしたと言う方が適切かな)
のだが、それでも割れるモノは割れる。

どうも、塗った日の温度・湿度が関係しているんじゃないか??
そんな事を考え出す。

雨っぽい湿度のある日に塗った壁は割れにくく
カンカン照りの暑い日に塗った壁は割れているような気がしてくる。

これは結構当たっているような気がする。

まぁ結論としては、全部が複合的に絡み合って、
割れたり割れなかったりしているんだろう。
下地の乾燥具合だって当然関係あるだろう。

割れなければ割れなかったで、“上手に塗れたね”と奥さんを褒めてあげるし、
割れたら割れたで、“土壁の味やねぇ”と言う事にしておこうと思う。
そんなユルイ感じの我が家の壁事情なのだ。
月曜日、火曜日と電気屋さん、水道屋さん、建具屋さんが現場に入り乱れ、
バタバタと最後の仕上げ作業。

台所、風呂の水が使えるようになり、
トイレも使用可能になった。これで仮設トイレ生活からも脱却だ。

照明もどんどんとつけられて今にも生活が出来そうだ。
(週末に引っ越しするので当たり前か)

ふと、スロープの上部を見上げると、
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“おおおっ、変なものが浮いているじゃないかーー”
スロープの踊り場から2階にかけてワイヤー式の照明器具が付いていた。

照明関係はほとんど北村さんにお任せしている。
設計図面には照明器具も書き込まれているが、あまり深く検証はしていないのだ。

これをモダン?と言うのか
いやどちらかと言うか近未来的?
もっと言うと宇宙チック?
なんだか良くわからなくなってきたぞ。

空飛ぶ照明
私は結構好きですけどね。 (^_^)

引っ越しまで10日。

正直、全然実感が湧かない。
セルフビルドがあまりに日常なりすぎて、
“やったぞ”感が出るのはまだまだ先になりそうだ。

奥さんはひたすら壁塗り。
相棒のOさんは、(押し入れなどの)壁塗り&フローリングオイル塗りのバイリンガル。

そして私は、土運び&養生板はがし&掃除&外回りの整理。

いつからこんな役割分担になったのであろうか・・・ (^_^;
私が主人公であったはずであったのに、完全に脇役。
家ができてからは主役でありたいものだ。

奥さんの壁塗りはスケジュールどうり進行中、
2階から始めて、スロープ、和室と終了した。
後はリビング少しと玄関。来週早々には塗り終えそうだ。

来週には和室に畳も入る。
引っ越し後に残す予定であったクローゼット・土間のうち、
“クローゼットだけでも塗りおえられると(クローゼットへは和室を通過しないといけないので)和室が汚れないで良いのになぁ”と欲も出てきたようだ。

何とか引っ越し出来そうかな。

先週金曜日〜昨日まで奥さんの実家の富山に行っていた。
友達の結婚披露宴があり、それに奥さんが参加。

引っ越し2週間前の足踏みは痛いは痛いが、慶事なのでしかたがなかろう。

先週から玄関前の外構が始まっている。
玄関・玄関前スロープは、中塗り土+セメントに枕木で階段。
土間と北面駐車場はコンクリだ。

北側から玄関に上るスロープ
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乾燥すると最終的にはだいぶ白っぽく(灰色っぽく?薄茶色っぽく?)なりそうだ。

セメントを入れたのは冬対策。
タタキだとどうしても冬に凍みてダメみたいだ。

タタキにするほどズクが無かったとも言える。 (^_^;)
玄関も同じ仕様だ。

玄関戸をすぎると枕木階段
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偶然いただいた枕木も、立派に階段になって活躍。
左官の松田さんの施工。
上手に作るもんだなぁ。



外壁のベージュ色というかクリーム色を一番望んだのは奥さんだ。

北村さんの目論見は漆喰の白
松田さんは深い青色で浅黄色をイメージ
私は土っぽい色を望んでいた。

いざこの色に決まってみると明るく良い色になったなぁと感心

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古民家タッチ(素朴な)なモダンを目指した私だったが、
結局は奥さんのイメージした素朴な暖かみのある外観に落ち着いた感じがする。

何だかんだ言っても奥さんの望む方向にひっぱられて行ったような気もする。
女のしたたかさの前に男は望みは風前の灯火??なのか。 (^_^;


風呂場だけは純粋漆喰仕上げ。
松田さんの仕事だ。

中塗り土を塗った後、砂漆喰を塗り、最後に漆喰を塗り押さえ込む。

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最初見たとき、ただただ【美しい!!ビューティホーーーー!!】と感じた。
押さえ込むことによって、表面の艶を出すのであろう。それこそ自分の姿が映りそうだ。

壁なんてものは少しのひびは入るものだという認識であったが、
そんな素人の認識を打ち破るツルツルピカピカ具合。
時間と手間をかけるとこれだけの事はできるんだなぁ。と改めて感心。

閉じこめられた水分が浮き出てくるので、1週間程度、定期的に表面を拭き取るように言われる。
朝は特に水濡れがひどい。
これを怠ると表面の艶が曇るとの事であった。

拭き取り直後
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こんな注意を受けていたにもかかわらず、何度か拭き忘れ。
大きな壁5面の内、3面は曇りが出てくる。 (>_<)

こんな繊細な壁も、じきに子供たちが無造作にさわりまくるだろう。
落書きだけはしないでね!

奥さん中塗り仕上げに没頭中。
カレー、冷やし中華、ざるそば、最近明らかに簡単メニューが増えていたような気がする。(^_^;

何も奥さんだけにやらしている訳ではない。
私が“仕上げしようか?”と言うと
“押し入れでもどうぞ!!”と言い返されるのだ。

“私が(見える所は)仕上げる!!”
あやとも家NO.1左官のプライドか?

そんな奥さん。
塗った壁を見ては、“かまぼこになっているか”と頻繁に尋ねる。

【かまぼこ】とは、つまり蒲鉾だ。

壁を塗るときには、
“蒲鉾を立てた時のように、(柱の近くが低く)真ん中を盛り上げる
感じで塗るようにした方が良い”と松田さんからは指導を受けている。

どうしても真ん中の方が乾燥と共に凹んで来る事もあるのだろうし、
真ん中を盛り上げた方が【ふくよか】な感じになるのだろう。

“真ん中が凹めば凹む程、貧相な壁”になるとも言われている。

もしこのアドバイスが無ければ、間違いなく【真っ平ら】を目標に壁を塗っていたと思う。
素人考えでは、水平が善と思いがちだ。
【真っ平ら】に塗るのはもちろん難しいのだが、もし塗れたとしても、
乾燥と共に真ん中がより凹み、そして貧相な壁になっていた事だろう。

土壁や漆喰仕上げの壁をいろいろと見ては、
“やっぱり、良いなぁと思う壁は【かまぼこ】だわ”と奥さんは妙に納得していた。

壁を塗っては“かまぼこ、かまぼこ”
まるで夢遊病者のようにつぶやいている。

こんな奥さんですから、新築祝いには【本物の蒲鉾】でもプレゼントしてやってください。 (^_^;

PS
昨日積み込んだはずの枕木10本のはずが、
今日はどう数えても、何回数えても9本しかありません。

確か2本づつ積み込んだはず。でもあるのは奇数。

早速実況見分。
昨日枕木を一緒に積んだHさん・・・“確かに10本積んだぞ”
薪をお裾分けしたクリジャーさん・・・“うちには落ちてなかったよ”

合体??、蒸発??てな訳ないわな。

うちの枕木見かけませんでしたか??
長さ2メートルぐらいでしょうか。
四角い柱状の黒っぽくて、くそ重いやつです。大人一人では運べないぐらいです。

見かけた人は私まで連絡ください。
道に落ちていて大事故などがあったとしたら私が落とした??事は内緒にしておいてください。

奥さんにこの話をしたら、
“まぁそう言う事もあるよ!”と軽めの返事。

そんなんでいいのか?? (^_^;




今日は2tダンプをレンタルしての土運び
それに加えて、会社で同じ部署のHさんの知人から薪を買える話が来たので、
この機とばかりに薪運びにも使うことにした。

朝6時過ぎ、まずは現場に行ってみる。
北村さんが昨日から作業に来られている。
軽く打ち合わせ。
玄関、玄関前のスロープ、土間、北西の駐車場についてだ。
今日運ぶ土はダンプ2杯、一杯は壁塗りに、一杯は玄関前に使う?と言う話になっている。
北側から玄関まで上る側は土を固めてスロープに、玄関から南へ下りるのは階段になる予定。
北村さんから“階段に枕木を使うかもしれないので調達方法をネットで調べておいて”と言われた。
“今は枕木も結構高い、1本4000円ぐらいはするのではないか?”とも言っていた。

朝7時土を取りに出発、2往復して午後3時半。
もうさすがにこれで終わりにしていただきたい。

4時からは薪運び。
“結構な量あるぞ、軽トラ3杯は軽くあるぞ”と薪ストーブにあまり詳しくないHさんは言っていた。
車で10分で薪置き場に到着。
Hさんが待っていてくれた。

私も見た目量が良くわからない。
兎にも角にもダンプに投げ込む。
山盛りという訳にもいかないが、一杯詰め込んでみた。
樹種は広葉樹で薪には良さそうだ。

一杯目、詰め込んでまだまだ余っている。
3杯分はありそうな感じだ。

とりあえず一往復。いざ降ろそうと思ってみても思いの外場所もない。
荒壁が一山、砂が一山、中塗り土が三山が庭を占領中、
その間に【ザザッーー】とダンプ
もうほとんど空きスペースが無くなった。

薪置き場も作らないといけないなぁ。(段取り下手? (^_^;)

2往復している間に、今回の売り手(Hさんの知人、以下おっちゃん)が登場。

その方は、山間地ののり面(斜面)の土木工事会社をされているようで、
のり面を整地するときに伐採される材木を自家用の薪にしているとの事だ。
“自分用は2年分確保したので、もういい”と私に譲ってくれる話になったようだ。

“うちの薪小屋見てみるかい?”とおっちゃんに誘われる。
薪を積み込んだ場所の裏にその方の家があった。
薪の量も半端では無い。それこそ10トントラック満杯ぐらい用意してあった。
あそこまでには長い道のりだ。

そこを案内されている時に、ふと枕木が目に入る。

参考写真。勝手に転載、こんな感じ↓
asino_makuragi01.jpg


おおっ!!枕木ではないか。
早速情報収集開始。

“この枕木、どこで買いました??”と私。
外構に使う事(まだ何も決まっていないが・・・)を説明する。
“うちの娘婿が松電(松本電鉄の略称、松本市を走るローカル鉄道)に勤めていて、
トラック一杯ただでもらったんだよ”とおっちゃん。
“まだそこら辺に何本かあるんじゃないかな”と薪を積み込んだ場所で枕木捜索開始。

“おお、あったあった”
“何本欲しい??”突然の質問。

今日の朝に使うかも?と北村さんに言われたばかり。
実際どうゆう風に使うかも決まっていない。
確か北村さん10本ぐらいって言っていたなような・・・。

ここでの遠慮は命取りだ。
神様には前髪しかないのだ。(そこまで大げさな話じゃないか (^_^;

“10本欲しいです”恥も外聞もなく言ってみた。

“10本だな10本、ここに8本とあそこに3本あるから、
おお10本持っていって良いぞ!!”

何たる急展開。
3回目の薪を積んだ上に枕木を10本載せ出す。
ショベルカーを使って吊しながらの作業。何ともダイナミック。

結局、薪代金1.2万円のみを払っただけで、薪ダンプ3杯と枕木10本をゲットできた。
(1杯分は薪友達??のクリジャーさんにお裾分けした)

我が家の庭は既に満杯。
引っ越しまでに片付くかなぁ。著しく心配。




外壁塗りが終了して、足場も撤去された。

外壁の仕上げは、中塗り土+漆喰の半田
すさなどいろいろと配合していたようだが、基本は土:漆喰=10:1だそうだ。

中塗り後の外観
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そして仕上げ後
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だいぶ白い感じだ、クリーム色と言ったところか。

そして足場撤去
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無罪放免・・・やっと解放された。
実際の所子供たちが足場で遊ぶので、早めに外れた方が良いと思っていたのだが、
建前から9ヵ月目にしてようやく外された。

全財産をほぼこの家にかけたので、
無罪放免ではなく、無財放免という気もする・・・ (^_^;