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仲裁名人

ここでは、「 仲裁名人」 に関する記事を紹介しています。
奥さんは二人姉弟の姉、2歳違いの弟(私の義弟)がいる。

奥さんから“弟は小さい頃可愛かった"と何度も聞いていた。
義弟の小さい頃とともくんは何かと雰囲気が似ているようだ。

ともくんは、保育園で友達が喧嘩しているとその仲裁に入ってなだめているようだが、
義弟も“T(義弟)はよく、友達の仲裁に入っては、いつの間にかその一方と口論となり、
喧嘩になってしまうので、喧嘩の所にはいつもTがいると言われていた"と義母が教えてくれた。
血は争えないのか、隔世遺伝??か
ともくんにその血が確実に入っているようだ。

今日まで来てくれていた義父母が午後2時ごろ富山に帰っていった。
お見送りした後に、あやちゃんが“テニスしよう!"と私を誘う。

午後過ぎは一番眠たくなる時間で、グズリやすい時間帯。
少し嫌な感じはあった。それにテニス。

私もテニスは上手ではないが、当然習った訳ではないので、あやちゃんとともくんはもっと下手だ。
ラケットにボールがあたるのもおぼつかない、あたっても思ったところには打てない。

何事にも生真面目なあやちゃん。
思いどうり飛ばないボールにいらつき始める。
テニスをすればだいたい同じパターンだ。
ボールを取りに行かなくなり、ラケットを投げ出すこともしばしば。
そんなあやちゃんをなだめたり叱ったり。
だから初めからテニスは気が進まない。

やがていらつきが頂点に達して、
“もうテニスなんて大嫌い"

“パパなんて大嫌い"と爆発するのだ。

今日もまさにそんな感じで進行していく、
ラリーが続かず、ラケットを地面にたたきつけて悔しがる。

“そんな風にラケットに八つ当たりしちゃいかん、道具は大切にしなさい"と私。
“もうパパなんて大嫌い、もう家には帰らない!! (×_×)"と号泣。

モノに八つ当たりしてもしょうがないと何度も何度も言っているのに、
わかっていながら当たり散らすあやちゃんに強く注意する。
たぶん、幼少の頃の私があやちゃんに被る部分を感じるのであろう。
どうしても少し強めに叱ってしまうのだ。

喧嘩別れ

すたすたとあらぬ方向にあやちゃんが歩き出す。

私の側でともくんが一言
“あのさぁ、パパさぁ、
パパ怒るのはわかるけどさぁ、ちょっと強く言いすぎじゃない"なだめるような優しい口調。
“お姉ちゃんも悪いけど、泣いているお姉ちゃんにキャンキャン言っちゃダメだよ"

ごもっともです。(反省)

少し離れた所で、相変わらず半ギレのあやちゃんが、
“もう家には帰らない、パパは私が嫌いって言う事でしょう"と被害妄想の妄言を吐いている。

何を言っても無駄だと思った私は、とりあえず家に入る。
外に残る半ギレあやちゃんとなだめるともくん。

お姉ちゃんが家に帰らない→お姉ちゃん家出→ぼくも一緒??
小さい頭でいろいろ考えを巡らしていたようだ。

“おねえちゃん家出?家出しちゃうの?"心配でたまらないともくん。

“もうほっといてよ"怒っているあやちゃん。

“ほんとに家出しちゃうの?一緒に家に入ろ!"

“うるさい、とも○○(ともくんの名前)あっち行ってて!!、
とも○○だけ家に入ればいいじゃん!!"逆ギレ甚だしい。

“俺ここで待ってる、あやちゃんが家に入るの待ってる"
2階への階段に導こうする心優しいともくん。
優しい奴だなぁ。

私と奥さんは家の中から美しき姉弟愛の会話の聞き耳をたてる。
そんな事も知らず、なだめ続ける弟。

“俺ここで見守ってるよ"

どこでそんな言葉を覚えてくるんだい。君は。 (^_^;

弟に先導されてお姉ちゃんが帰宅。
特別謝る訳でもないが、バツの悪そうな顔をしている。

そんなこんなで一件落着。
休日のあやとも家のよくあるワンシーンだ。

しかし、そんなともくんのグズりがひどい時には、
あまりお姉ちゃんはフォローしてくれない。

弟は損な役回りだねぇ。と三男の私から言っておこう。

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